栗林忠道硫黄島からの手紙

栗林忠道 硫黄島からの手紙

栗林忠道 硫黄島からの手紙

栗林中将、細かいところによく気が付き、丁寧な人だったということを知る。
次女たこちゃんへの手紙は慈愛溢れるが、それにもまして、長女洋子への添削、長男太郎への父として、日本男児としての心得の手紙が素晴らしい。一度として、妻に起こされたことはなかったとか、己を律すること斯ありたい。また、経済への視点、戦況、広い視野を持っていたと想像できる。